2013年10月5日土曜日

映画制作チーム紹介

ペマ・ツェテン監督を支える映画制作チームを紹介します。





サンジェ・ジャンツォ སངས་རྒྱས་རྒྱ་མཚོ།
映画プロデューサー/詩人
1969年、青海省海南チベット族自治州チェンザ県生まれ。西北民族大学および同大学院でチベット語・チベット文学を学ぶ。詩人として1988年以降、チベットの新聞雑誌などに詩を中心とする百篇余りの文学作品を発表している。筆名はカンシュン(གངས་ཞུན།)。数多くの文学賞を受賞し、外国語に翻訳された作品もある。詩集『人間の物語』は「21世紀チベット族作家シリーズ」の一つとして、刊行された。2004年から映画制作を開始、ペマ・ツェテン監督の作品をプロデュースし、国内外で高く評価されるチベット語映画を制作している。

   
ソンタルジャ སོན་ཐར་རྒྱལ།
カメラマン/映画監督
青海省海南チベット族自治州徳県生まれ。青海師範大学で美術を学び、北京電影学院で映画撮影について学ぶ。1994年から絵を描き始める。主要な作品として「生命シリーズ」、「赤のシリーズ」など50点余りの絵画作品がある。 2002年からペマ・ツェテン監督の強いすすめで映画制作にかかわるようになる。 初めて監督をつとめた長編劇映画「陽に灼けた道」は2011年の福岡アジア・フォーカス映画祭にて上映された。同作品はバンクーバー国際映画祭ではドラゴン&タイガー賞を受賞している。


ドゥッカル・ツェラン གདུགས་དཀར་ཚེ་རིང་།
音楽プロデューサー/音楽ライター/映画録音技術者
青海省海南チベット族自治州徳県生まれ。西北民族大学卒業。北京電影学院で映画の録音技術について学ぶ。2000年から音楽の創作およびプロデュースを始める。シンガーソングライターとして「故郷」など20数曲を発表している。21世紀キャンパス優秀歌手賞をはじめ、受賞歴多数。この他にインターネットや音楽雑誌で音楽ライターとして活躍中。2012年にアルバム Tibet Ambient I をリリース。2004年以降、ペマ・ツェテン監督の映画制作の録音、音楽制作を担当している。
 


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