2016年1月11日月曜日

SERNYA vol. 3 まもなく刊行

『チベット文学と映画制作の現在 SERNYA (セルニャ)』vol. 3がまもなく刊行になります。2016年1月30-31日のシンポジウム「チベット文学と映画制作の現在」にお越しいただいた方に配布予定です。これまでよりも更に盛りだくさんの内容です。お楽しみに!

SERNYA vol. 3 もくじ

巻頭特集 牧畜民の暮らしと文化   
 アムド牧畜民の「変化」と「継続」-- 山口哲由
 チベット人はヤクをどのように認識しているのか?

   -- 海老原志穂
 家畜の毛にささえられた牧畜民の暮らし
-- 海老原志穂
 牧畜民の「家」―テント 
-- 海老原志穂
 糞利用の達人  
-- 星泉
 火を囲む暮らし―かまどからストーブへ 
-- 星泉
 牧畜民の乳文化  
-- 平田昌弘
 〔コラム〕乳のある食事  
-- 平田昌弘
 チベットの牧畜民と肉の関わり 
-- 小川龍之介
 焚き上げと信仰 
-- 津曲真一
 チベットの放生―ツェタル 
-- 津曲真一
 持てる者と持たざる者の相克―冬虫夏草バブルが現代牧畜社会にもたらしたもの -- 別所裕介

牧畜民の現在を描くチベット映画
「去る者」と「戻る者」―『夏の草原』と『牧畜民の子』 -- 海老原志穂 
ドルジェ・ツェリン監督によるドキュメンタリー映画
 『在家行者』『ココノール』『冬虫夏草』  -- ヤンドン・トンドゥプ 海老原志穂・訳
 〔映画解説
現代牧畜社会における「冬虫夏草経済圏」とその周辺   -- 別所裕介
 

 〔コラム〕牧畜とことわざ   -- 海老原志穂 訳・解説

チベット文学の現在     

〔ツェラン・トンドゥプ短編 
  ◆復讐 -- 星泉 訳 
  ◆世の習い  -- 大川謙作 訳 
  ◆月の話 -- 海老原志穂 訳
  ◆チャクロ、ルキャプ、タルブムと額のこぶ  -- 三浦順子 訳
〔作家紹介〕カンニョンの長編小説『さよならテルロン谷』

       ―失われゆく牧畜の暮らしへの鎮魂歌  -- 星泉
〔作家紹介〕チベット人女性たちの愛情の物語

       ―長編小説『チュラ』の作者カモジャへのインタビュー  -- 海老原志穂
〔現代詩〕ノルブ、いとしいものへ 
-- ジャンブ 海老原志穂 訳・解説
* * *
〔伝統音楽〕雅なラサの息吹を伝える「ナンマ」と「トゥーシェー」(2) -- 三浦順子 訳・解説
〔古典文学の世界〕

  チベットのラーマーヤナ―迷いの世界に咲いた毒の花 -- 根本裕史
  占い文書の中の文学 
-- 西田愛
〔新刊紹介〕『チベット仏教王伝ーソンツェン・ガンポ物語』
-- 星泉
チベット仏教再興ゆかりの地、アムドを訪ねる旅 
-- 浅井万友美
ツォンカパを探す道―新たな巡礼ルート開発に挑む民間企業家
-- 星泉
* * *
〔まんが〕チベット犬が叫びたがっているんだ   -- Akken+Nyima Dawa
チベット犬小説案内、あるいは羊の声をめぐる冒険 
-- 三浦順子

海外のチベット人たちの文学と音楽   
◇チベット人亡命者である私が見つけた故郷
   -- 海老原志穂
◇『チベタン・スーツケース』―あいまいなチベットの私 
   -- 三浦順子
◇プルブ・T・ナムギャル―チベタン・ポップ界のトップランナー 
   -- 山本達也

チベット映画の現在    映画祭上映記念

ペマ・ツェテン監督新作『タルロ』   -- 星泉
『タルロ』―ペマ・ツェテンの芸術世界   
   -- 大川謙作
ソンタルジャ監督作品『河』『陽に灼けた道』    -- 星泉
故郷での映画制作にかける思い―ソンタルジャ監督にきく  
   -- 星泉
〔新人監督紹介〕活躍中の学生監督アガン・ヤルジ 
   -- 星泉
* * *
〔チベットから見た日本〕黒澤作品を通して見た日本の映画     -- シャムトゥク 星泉・訳
〔特別企画〕ネパール大地震の被災地ランタン谷の復興を目指して      -- 貞兼綾子

1 件のコメント:

  1. アムドの特集「牧畜民暮らしと文化」、楽しみです。他のどんな雑誌よりも、現地のアムドの人びとの息づかいが伝わってくる生き生きとした内容になっていることと思います。

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