2019年2月7日木曜日

SERNYA vol. 6

みなさま、ご無沙汰しておりますがお元気ですか?
現在、『チベット文学と映画制作の現在 SERNYA』編集部では、vol. 6を刊行準備中です。今号の巻頭特集は現世に生きるわれわれのすぐ隣にある異界を垣間見てみようという企画、題して「異界からの呼び声」です。チベットの人びとの豊かな想像力の翼に乗ってあちらの世界に出かけてみませんか? 異界特集のために駆けつけてくれた強力なゲストのみなさんの力作をお楽しみに。

文芸翻訳コーナーではペマ・ツェテンの「赤いネッカチーフ」とラシャムジャの「路上の陽光」を掲載。詩のコーナーは今回は巻頭を飾り、チベットのアニメーション作家、白斌氏の映像世界とのコラボレーションとなっています。この他、本格的なペマ・ツェテン映画評など、映画の記事も盛りだくさん。ご期待下さい!



◎2019年3月15日〜17日にチベットから詩人、小説家、文学研究者、映画研究者などのゲストを招いて国際シンポジウム「チベット文学と映画制作の現在」(一般公開)を開催します。SERNYAの配布も行いますのでどうぞお越しください。

◎もくじ◎(☆印はチベット語原文あり。)

巻頭特集 異界からの呼び声    
巻頭言 ---大川謙作 千津子 画

 ☆ジャンブ「秘密」 ---海老原志穂 訳 白斌 画
 ☆ジャンブ「化けもの探し」 ---海老原志穂 訳 白斌 画
 ☆キャプチェン・デトル「立ちはだかるものへ告ぐ」 ---星泉 訳 白斌 画
特別寄稿
 ☆ラシャムジャ「お化け」 ---三浦順子 訳
異界論考
 チュシュル・テンバ・ツェリンとチベット神霊論 ---大川謙作
 チベットの護符はどのように悪霊を祓うのか ---村上大輔
 チベットの憑きもの「テウラン」についての覚書 ---別所裕介
 チベットの魑魅魍魎 テウラン篇 ---三浦順子
 日本で収集されたチベットの怨霊物語 ---星泉 
怨霊物語三篇
 ホルの百人長、怨霊に生まれ変わる ---星実千代 採話・訳
 チュシュルのテンバ・ツェリン ---星実千代 採話・訳
 ヤク飼いと骸骨 ---星実千代 採話・訳
コラム
 チベット文学にみられる妖怪ムラツツ ---海老原志穂
ことわざ
 ☆ことわざの中の神と魔物 ---海老原志穂 訳・解説 蔵西 画

現地レポート
 チベット語絵本事情 ---海老原志穂

掌編翻訳   
 ペマ・ツェテン「赤いネッカチーフ」 ---大川謙作 訳 千津子 画
 ラシャムジャ「路上の陽光」 ---星泉 訳 千津子 画


 ☆ドルバ「道を掃く女」 ---海老原志穂 訳 

作家紹介・作品紹介
 英語チベット文学への誘い:ツェワン・イシェ・ペンバと長編小説 ---星泉
 ブータンの作家クンサン・チョデンの長編小説
     『サークル・オブ・カルマ』 ---三浦順子

チベット学の小窓   
 韓国の仏教事情 ---崔境眞(チェ・キョンジン)
 高僧たちの住まい:クンブム寺のガルワについて ---池尻陽子
 現代チベット人のアムド史の模索:チベット語村落史の刊行から ---岩田啓介
 失われた辞典:青海蔵文研究社と中国チベット学黎明期の一断章 ---大川謙作 

最新映画事情   
 ☆チベット本土で行われた初の映画祭:
     タミク・フィルムフェスティバル ---Film Tibet 星泉 訳
 「ゲンボとタシの夢見るブータン」と三つの視点 ---海老原志穂
 故郷に起きた「真実の物語」を保存する:『静かなるマニ石』論
                          ---三澤真美恵
 伝統と現代のミックスを手がけるチベット人現代美術家、白斌の世界と
     アニメーション「狩人と骸骨」 ---星泉

 編集:チベット文学研究会
 ブックデザイン: 草本舎
 装丁画: 蔵西

1 件のコメント:

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    府越義博
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