
来る3月15日(金)〜17日(日)の3日間、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)にて、国際シンポジウム「チベット文学と映画制作の現在」を開催します。チベットにおける文学と映画の現状について語り合う一般公開のシンポジウムですので、お誘い合わせの上、どうぞお気軽にお越しください。なお、ご参加くださった方にはもれなくSERNYA最新号(第6号)をプレゼントいたします。
【お詫び】3月16日に登壇予定だったラシャムジャ(拉先加)さんは都合により不参加となりました。楽しみにしてくださっていた皆さまには大変申し訳ございません。現在のところ開始時間は変更せず、プログラムを前倒しして実施する予定です。さらなる変更がある可能性もありますので、ご参加される前に本ページをご確認いただければ幸いです。(2019年3月9日)
日時:2019年3月15日〜17日
(15日は17:00から、16・17日は10:50から)
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所3階大会議室
使用言語:日本語・チベット語(日本語通訳あり)
主催:多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築(LingDy3)
参加費:無料
要申込:お申込みページ(LingDy3サイトに移動します)
(準備の都合上、できるだけ事前にお申し込みください。)
プログラム
3月15日(金)
◎チベット短編映画上映会(17:00—19:30)
上映作品
(1) ロテン監督作品「絆」(劇映画、20分、2018年、英語字幕あり)
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「絆」 |
(2) ヨンデン監督作品「黒板」(劇映画、27分、2018年、英語字幕あり)
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「黒板」 |
(3) 白斌監督作品「狩人と骸骨」(アニメーション映画、26分、2012年、英語字幕あり)
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「狩人と骸骨」 |
ほか1作品
解説:ワンディカル(中央民族大学)、星泉(AA研)
3月16日(土)
◎チベット文学と映画制作の現在〜チベット側からの報告(10:50—15:45)
(1) 星泉(AA研)「開会のことば」
(3) ツンポ・トンドゥプ(中央民族大学)「過去10年間のチベットの小説の特徴」
==昼食休憩(12:40-13:40)==
(4) キャプチェン・デトル(チベット文芸ネット)「チベット文学について:チベット文芸ネット運営の経験から」
(5) ワンディカル(中央民族大学)「チベット映画について」
(6) 質疑応答 コメンテーター:
濱田麻矢(神戸大学)、河本美紀(福岡大学)
◎SERNYA企画1:日本人がチベットを描くということ(16:00—17:00)
ゲスト:蔵西(漫画家)、安樂瑛子(画家)、千津子(画家)
モデレーター:星泉(AA研)
◎SERNYA企画2:編集部、6年を振り返る(17:00—18:00)
ゲスト:青木和恵(ブックデザイナー) + SERNYA編集部
3月17日(日)
◎チベット文学と映画制作の現在〜日本側からの報告(10:50—15:45)
(1) 星泉(AA研)「開会のことば」
(2) 海老原志穂(AA研共同研究員、AA研フェロー)「シッキムとラダックの文学」
(3) 星泉(AA研)「英語チベット文学とその周辺」
(4) 鵜戸聡(鹿児島大学)「新しい〈ことば〉を作るーー小さな文学の挑戦と可能性」
==昼食休憩(12:40-13:40)==
(5) 三浦順子(翻訳家)「チベットの妖怪」
(6) 岩田啓介(AA研共同研究員、日本学術振興会/東京外国語大学)「チベットの歴史と呪い」
(7) 質疑応答 コメンテーター:
田村容子(金城学院大学)、根本裕史(広島大学)、小松原ゆり(明治大学)
◎SERNYA企画3 おすすめチベット文学について語ろう!(16:00—17:00)
(1人5分の割当で好きな作品を紹介する。8名を予定)
〜キャプチェン・デトル氏による詩の朗読〜
◎SERNYA企画4:チベット音楽の楽しみ(17:00—17:50)
ゲスト:中原美和(チベット音楽演奏家)
モデレーター:海老原志穂(AA研共同研究員、AA研フェロー)
◎ゲスト・主催者あいさつ
閉会(18:00)
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